Japanese micro size coach build camping car.
トヨタのタウン・ライトエースは小型である。運転すると、軽自動車のような小回りや取り扱いの簡単さに驚くが、それにキャンピングシェルを載せても、極端に大きな容積を確保するのは無理。
しかしフィールではその容積の使い方を熟慮し、単に使いやすいようにというわけではなく“高級感”という要素まで注ぎこみ、装備を充実させているのが興味深い。
小型のキャンピングカーを作り慣れたアズマックスの面目躍如と言った感じだろうか。
エントランスドアを開けた部分の裏は、意外とスペース的に死んでしまいがちなのだが、そこへウインドファンを埋め込み、しかも防水処理により完全固定している。もちろんドア開放状態でそれは利用可能と思われる隙間スペースを確保しているようだ。
小型シェルではあるが、バンクベッドはしっかり大人の就寝スペースを確保。ヘッドクリアランスがそれほどあるわけではないが、左右に小型の開放できるウインドウが設置されているので、空気の入れ替えというか室内全体のドラフト換気はしっかり行われそう。それは、夏の夜がだいぶ涼しいことも意味しているはずだ。
Utility room have a outer door.
マルチルームにはシャワーパンが敷きこまれているので、大型のバゲッジドアを通して濡れモノの収納なども気軽に行えるようになる。通常ボディサイズにより収納力が問題になりそうではあるが、それも緩和されそうだ。