2016年2月28日

Electrolux RM42XX 3Way Fridges repair, Part3

Let's clean up burner jet.

 長年降り積もった汚れを除去できたら、おもむろにchimuney下部を覆っているカバーを外してみると、そこにはLPGによる燃焼装置が直結されている。このブログで3回目になるこの話もそもそもの原因もここに帰結している。
 最近ではLPGボンベそのものを降ろし、冷蔵庫とコンロと暖房へのエネルギー供給はカセットガスで行っている。5本束ねられるレギュレーター付きの昔の製品を利用しているのだが、冷蔵庫と調理のみで使用すると、1人旅でだいたい1週間もつので重宝しているのだ。
 カセットガスで置き換えと言うと「そんなことは危険でできない!」とお叱りをだいぶ受けそうだが、できるんですよちゃんと、理屈もあるんです。多分、情報が錯綜しているせいかと思われますです色々言われるのは。まあ、本題からズレるのでやめておきますけど。

●もうね、見ただけで原因がはっきりしちゃうくらいの錆サビ。空気取り入れ口なんか、サビが太って塞いでるくらい、これでまともな燃焼ができるはずがないというもの。

●バーナー部はネジ1本でchimneyに接続されている。ソッと外してずらして中を覗いてみると、汚れとサビでバーナーヘッドがめちゃくちゃ汚れている状態。着火用イグナイターと立ち消え検知のセンサー部には破損がなく大丈夫そうなので、取り付けプレートのネジを外しバーナーから分離させた。

●バーナーを配管から分離し中を覗いてみると…絶句! なにやらガスの通り道に樹脂のようなものがこびり付いて塞いでいるというか汚れがめちゃくちゃあったりしてびっくり。ここはよくオリフィスとか言われるレギュレーターというか調整部分なのだが、キャブクリーナーで洗浄し、エアで汚れを吹き飛ばして掃除完了。

 一部の人たちの中に「ガスの流出量が増えて燃焼量が上がれば、もしかしてもっと冷えるかも」と穴のサイズを上げる人がいる。確かに実験としては面白いよね。実はこのオリフィスというパーツガス圧によって穴の口径が違い、とあるパーツショップではそれが用意されていたりする。ということは、単純にガス圧とバーナーサイズに対応した空燃比になるように調整されているわけだ。
 ということは、ガスの供給量を上げた場合空気の供給量も増やさなければならないわけで、そもそも空気量の調性は出来ない構造だし、どうしたものかとも思う。
 それより燃焼強化させたところで、せっかく冷えた庫内温度が外気温度に影響されないよう工夫したほうが、きっといい結果になるような気がする。ただ自分の個体だと、あまり冷え過ぎるとレタスが凍るのでイヤだ。

●洗浄をした後、ちょっと気になってコツンとコンクリートに軽く叩きつけたら、出るわ出るわサビの粉。もちろんこの後、こういったものが出なくなるまでコツコツ、コソコソ、フーフーし続けたのは言うまでもないだろう。

 よくこの手の3ウェイ冷蔵庫の冷えが悪いと言われる。それは否定しないが、家庭用冷蔵庫を標準とした場合ではないだろうか? そもそもの設計からしてそういう性能を求めるものではないような気もするのだが。まあ、“キィーン”と冷えたビールを望む向きには全否定だろうね。
 少しでも改善させるために設置の仕方とか、冷蔵庫側面も含めた対流層の確保と気密、エバポレーターへの熱吸伝導体接続状況など色々あるんだけど、メーカーでもそういったことを理解して設置しているとか説明できることはまず少ないだろうなぁ。と言いつつ、長くなるのでその辺は割愛し何かの機会にでも書ければいいか。
 さて気持ち良く掃除が終了したら、ガス配管の気密性に超注意しながら再組み付け。このとき煙突の延長管をどうするかが問題になると思う。ボクの場合は、車外のエンドキャップを外して冷蔵庫と煙突をセットし、最後に煙突を正規位置になるようエンドキャップをはめた。
 というわけで、ひとまず冷蔵庫整備は終了である。なんだか出来そうだな? と思われる方は参考にどうぞ。失敗しても、当方では一斉の責任を負いかねますけどね。

2016年2月25日

Electrolux RM42XX 3Way Fridges repair, Part2

外すだけで萎えちゃう人が多いかも


 ヨーロッパタイプの3ウェイ冷蔵庫は、新品で購入すると分かるのだが、取り付け用ビスが4本同包されていてそれが固定用だったりする。正直、それだけで本体重量や内容物を含めたものが、結構激しい環境にさらされて耐えられるような気がしない。実際ウイネベーゴ車などに装着される場合は、「それもどうなのよ…」と思う強烈至極なメンテナンス性が極めて悪くなってしまっている巨大鉄製ブラケットが装着されているし。
 そんな思いで自車を観察してみると、とりあえず基本のビス以外で外側からも取り付け締め込んでいる模様。それがどういう意味なのかは確認取れていないが、多分そういうことなのでしょう。

●庫内壁面にビス隠しがあって、それをスポッと取り外すと取り付けビスが隠れている。通常2番のプラスドライバーで十分緩められるはずだ。回らないとかだと、無理せず原因究明したほうがいい。

 取り付けられていたのはElectroluxの冷蔵庫だったが、この外箱は極めて単純なものでクーラーボックスと同じようなもの。家庭用冷蔵庫のように側壁とかドアの密着シール部などに電気的な装置が埋め込まれているというようなこともなく、ある意味安心して固定するためのビスを打ち込めるということだろうか。冷却能力から言って、ドアが凍り付いて開かなくなるなんて事もあり得ないしね。

●This is not original fixing screw. 冷蔵庫を収めるキャビネットは、左右側面外側に30mm近く対流層ができる様に固定してある。冷蔵庫後面には取り付けビスはなく、この前面だけで固定するにはやはりノーマルビスだけではボクだって不安を感じる。太く長いビスで、外側から締め込んでいるわけである。

 ビスを外してフロントパネルを撤去すれば、スポンと抜けてくるかと思いきやそんな事はない。3ウェイ冷蔵庫なわけで、DC12V、AC100V、LPGの配線と配管が接続されているのだから。さらに、chimneyの延長管が大抵外へ排気するために接続されている。これらがどうなっているかジワっと動かしながら観察しよう。無理な力を入れて動かすのは禁物だ。
 それと自分でやってしまった失敗だが、作業開始前に電源供給は絶っておこう。ボクの場合、サブバッテリーを切っていなかったために、エラい火花を飛ばして自分でビックリ、ケガこそしなかったもののかなり危険な目にあった。

●一番面倒なLPGライン。この写真で見ると、左の細い供給管を外すことになるのだが、専用レンチの様なものがなく水道レンチで代用。そのため本当にコジる様な無理な力を入れるのはご法度。

 キャビネット下に設置することの多いヨーロッパタイプの3ウェイ冷蔵庫の場合、その上にコンロがある事も多々ある。同じLPGラインであることを考えると理にかなっている。が、熱いものと冷たくしたいものが背中合わせなわけで、その間にはグラスウールが断熱材としてタップリ入れられていた。
 冷蔵庫本体ケースの断熱性ってそれほど高そうには見えないので、もしかして現代の薄くてえらく効果のあるシートとかを、壁面や熱交換器のある背面にまで貼りこむとずっと性能が良くなるのでは? とにわかに思っているのだがその真相やいかに。

●取り外した冷蔵庫背面、加熱チューブ内にchimneyがあり、その中にワイヤーでネジられたなにやら不思議なバッフルが仕込まれている。どうやらLPG燃焼で温められた熱気が上昇するときここに当たってスワロー効果を生み出し均等に温める、らしい。

 冷蔵庫を取り出したら、最初にやるのはお掃除、まずは煙管内のサビ落とし。ぶら下がっているバッフルを抜いて、柔らかめのワイヤーブラシなどでスコスコ…ギョエェ〜〜っ! な量のサビが出てくること間違いなし。あんまり真剣にやると、煙管そのものが消滅するのではないかと思うくらい。
 掃除後、耐熱塗料でも吹いておきたいところだが、再使用開始時に相当匂いが出そうなのでやめておいた。だってもうそろそろ20年選手、製造元に以前取材に行ったとき「えっ!? まだ動いてるの?? 本当に性能出てる???」と10年ちょっと経過したときに言われたくらいで、今使えているのはもうけものの話なのかもと思ったからでもある。

 イヤァ、冷蔵庫整備の話になると長くなるなぁ。濃厚です、ウェブで話すと何ページにもなりますね。というわけで次回に持ち越しです。意外とそっちが最重要なことだったりもする気がする。

2016年2月23日

Electrolux RM42XX 3Way Fridges repair, Part1

とりたてて問題があるわけではないけれど

 新車購入からほとんどノントラブル、おそらく'97年型と思われる我が家のHYMER PUCKはいまだに元気いっぱい。確かに、お決まりと思われる湾曲したフロントウインドウからの雨水浸入により、ちょっと嫌な部分もあるがとりあえずコーキングで対処できているのでよしとしている。
 といいつつ、18年も経つと普通に経年変化は出てくる。それは我が家のものは型式が古くElectrolux製、現代ならDometic、北米産キャンピングカーなどならノーコールドとかがそれにあたり、いわゆる3ウェイ冷蔵庫特有の問題点であったりする。問題点は、ズバリ冷えないこと。いや冷えないわけではなく、LPガスでのみ冷えない、電気では氷ができるというような状況。
 そうなる理由も分かっている。ここ数年ジワジワとその現象は始まっていたのだが、まるで手を入れようと思わなかった。なぜなら、冷蔵庫を外す作業が面倒だったから。

●My fridge is LPG DC12V and "AC100V", It's only Japan version!  LPガスは日本に合わせ30mbarで、交流電源用heat elementがAC100V仕様である事が、単なる日本仕様ではない本気度をHYMERというメーカーに感じられずにはいられない。

 そもそも3ウェイ冷蔵庫はchimneyを持っていて、そこをLPガス燃焼によって発生する熱気が通り抜け温める事により、absorption system=熱吸収式の冷媒が動き始めて冷える仕組みになっている。電気のDC12VとAC100V場合は、この煙突に熱源になるヒーターが張り付いて同様に温めるのだ。なので、普通の冷蔵庫にあるコンプレッサーのような動くパーツがなく静かだという利点があるわけです。寝てる時も動作が気にならないのだ。
 じつはそんなシステムのため、色々制約があるのも事実。冷媒がポコポコ沸騰して上部に上がり、そこから液化し吸熱放熱をするサイクルは基本重力落下による動作、ここがかなり重要。聡明な方はわかるでしょう、傾きが大事だという事が。あと、熱交換に必要な背面スペースの量とか。この辺りはrepairとは関係ないか。

In the Aluminum tube, there are insulation around stacked chimney and heat elements. 外した本体の裏面、20年近く蓄積した埃というか砂というか泥というか、いっぱい。まずはそれらを洗い落とし、綺麗にすることから作業を始めた。

 何が問題なのか、汚れです。外す-->掃除する-->慎重に取り付ける、で解決。ここから先の内容は、メーカーや販売店からは本などで書くことが止められている部分なのだが、自己責任でやる分では構わないのではないかと。もちろん、安全性には十分配慮してね。

最近は自己責任でならなんでもやっていいようなこと言う人がいるので、かなり危険なんですよ、書くの。下手するとこのページ見て自分でやって失敗してメーカーにクレームつける人だっているだろうから。

2016年2月21日

しつこいって言われたって炊飯したいんだもんっ!?

I try to make Trangia lid.

 お気に入りの道具に、アルコールstove内蔵で風防コンロ台付き薬缶もセットになっているTrangia=トランギア(トランジア!?)というのがあって、これでご飯炊いておかず作っておみおつけを作る。フッ素加工されているものを利用しているので、ご飯を炊いても貼りつかずにきれいに使える上、手入れが簡単というのも気に入っているのだ。
 気になる人は適当に検索してください、あえてリンク貼りません。
 そもそもこの道具なぜかフタというものがセットされてなくて、せっかくここまで熱効率を考慮した作りになっているのに何で? 感がいなめなく日本の代理店が用意しているフタを当初より購入した。でも、そいつは火にかけられないんですよね…。

●ないと嫌なので、14cmガラスのフタをスーパーで購入し、デカすぎるノーマルの取っ手は極小タイプに変更。なのだが、スタッキングのため大小鍋径があり小さい方ではキチンと閉まらない事態に。ほかにも似たような口径をもう1枚購入したが、そちらは2つの鍋両方でうまくはまらなかった

 フタがないと和食だけじゃないけど、色々大変と思われ。つか、コレ作ってるのフランス人だか何だか知らないけど、彼らは料理とかしないのかもね、基本温めのみ。なのに、火力調節するための機構とかアルコールstoveに付いてるし、オプションでトロ火も作れるガスストーブとかもあるあたりが、どうにもこうにも理解不能である。

●小さい方を1つ使うことにして、Lidの縁を絞ります。熱入れてナマしてなんて出来ないので、じわじわペンチ1本で口径を小さくしていく

 ガラスのフタを実は何個か持っていて、それは特にトランギア用というわけではなくキャンピングトレーラーなどへ普通の道具として搭載。鍋のフタって蒸気抜きの穴が開いているのとそうでないものがあるけど、僕の目的は第一が炊飯のため穴はない方が絶対的に調子がイイ。
 それと何でガラスなのという問いもあろうかと思うが、これもやはり炊飯。重さです。あと、火力調節が難しいstoveを使い少量で調理するので、音とかに頼れないので見えた方がイイ、という理由もある。

●熱いの持つために付いているハンドル、何でこうなるかなぁ??? のシャーリングのままバリたくさん。このまま使うと、せっかくのフッ素コートがあっさりブラストかけたみたいにキズだらけになる。あまりに悲しいので、その辺に転がってるステンレスの板部分で縁をガリガリ角落とし。徹底的にキレイにしたければ、ルーターでも使ったら良いんでしょうね

 キャンプ道具全般、すごい良くできてるものでも仕上げは結構荒っぽい。ちょっと力入れると手を切ったりなんて当たり前。今の日本じゃ「コゥラァッ! そこのメーカー怪我したじゃねぇか、どういうこった責任取れカネ払え!」と裁判成金の弁護団組まれて言われて当たり前のレベルです。もしそういうことが理解できないなら、最初から買わないかキャンプなんてしない方がイイかもね。

 最近オートキャンプとか色々復活してて個人的にはかなり嬉しいんだけど、自分のスキルのあまりの低さを棚に上げておいて、製品のせいにしちゃう輩も増えているように思う。いろんな所で…。でも実際の所は、たいそうなスキルが必要ではないはずなんだけど、道具に頼りっぱなしなせいでそうなっちゃうんだろうね。それじゃ楽しくないだろうに…。

2016年2月19日

最近の取材道具、コンパクト化

I always bring iPhone 4S iPad mini camera voice recorder and router for coverage.

 まあ何というか、お世話になってきた出版社からお仕事を振られることが激減し、巨大な一眼レフを持ち歩く必要がなくなってきたのはある意味助かる。4日間通い詰めたショーの取材もこれだけでこなせたし。

●全部古い…iPhoneは4年前、ミニは初代などなど、最新がiPhoneという悲しさ。結論から言えば、設備投資するお金と必要性が無いわけです。

 まあ困らないと言えばそうなのだが、実はいろいろ使って残ってきた機械だともある意味断言できる。その背景には、あまりにも進度の早いガジェット類とソフトウェアの問題が絡んでいる。
 ちなみに残ってきた理由は、まずカメラは画素数が雑誌で使うのに足りていて使いやすいインターフェースを持っていたこと。そして720pのビデオがステレオ録音ででき、外部マイク端子が付いていること。この端子の問題が現行モデルでもなかなか解決できない。仕事だと長時間にわたる撮影が必要なので、交換電池がサクッと使えることも大事。
 WiFi機能付きのメモリーは、今時のデジカメだとその機能が本体内蔵なんだろうけど、当時のカメラにはなくて、さらにiOS主体で仕事するとなると取り込む方法が必要なわけです。
 ボイスレコーダーは見ての通り。PCM録音が当たり前になる直前のWMAファイルを生成するやつ。古過ぎる…。当時はPCにUSBメモリとして刺すだけで使えるという点がスゴい便利だなぁと感じたものでした。
 そしてルーター。これは内蔵電池で動くやつで、SDカードなどを使って一眼レフなどで撮った写真をやり取りできるサーバー機能付き。デフォルト設定でFTPサーバーが動いているとか、インターネットルーターになるとか、無線LANが組めるなど多機能であることを後で知ったのだが、購入当時はiPhoneの写真をメモリーに取り出し保存する機器として発売されていたものを購入。

●メモリーカードとルーターには、それぞれ専用のアプリが配布されていて今の所接続はこれで大丈夫だが、FTP通信したほうがファイル形式を考えなくていいし話が早いのでその手のソフトもiPadなどに放り込んであります。

 流れとして、スチールと動画はあっさりiPadに取り込める。ボイスレコーダーも FTPソフトで簡単にアクセスできるが、ファイル形式WMAを読み込むため、随分と前に外しておいたマルチメディアでの魔法ソフトVLCを再インストール。原稿は以前記した縦書きソフト類で快適。
 結果、肩掛けカバン1つにマイクとかキーボードもで突っ込んで楽勝で出張に行ける。スゴいよね、それだけでHD動画も編集できちゃうしブログ投稿だってオッケー。つくずくスゴい時代に突入したんだなぁと自分で思うわけだ。

2016年2月17日

いいかげんブログの見た目も整えなくては、と思うわけです。

I want to make beautiful Web Face to future!


 このブログを書いていて、ジワっと到達している人がいるのを見るにつけ、少しは格好をつけないといけないなと感じる。ついでにお勉強とばかりに、ページ内に自動で広告が貼られる仕組みなるものも試している。が、余りに到達者が少ない上クリックする人もいないだろうから、はなから収入になるような事は考えていない。と言うより、広告は取ってくるものだろう…と雑誌稼業としては思う。
 さて、このブログ以外にじつはもう1つ別の場所にページを置いているのだが、そちらの方は確保はしているもののまったくの手付かず。何だか硬い感じで、どうしたものかなと感じていたのだ。


●レイアウトにメニュー作るのに手間取った。システムによってやり方が違うのが主な原因だが、それを使いこなすだけの柔軟な脳味噌がすでにないのも問題かも。

 そこまでやって、自宅にあるサーバーの中にある古過ぎるウェブデータと、イジっていたそれらブログデーターを接続するところまでたどり着けたので、まあまあ状態ではないかと思う。冷静に考えればリンクをつなげたり、YouTubeなど外部サーバーとうまくつなげるだけなのだが、なんとか統一感があるようには、設計する側の統一イメージみたいなものが必要かもしれないな? が今回得られた実感ではなかろうか。
 最近はネット用記事の作成もある事から、この辺りの感覚は、今後仕事をする上でも色々役に立ちそうな気がする。

2016年2月16日

ご機嫌ストーブになったのです

New my table top alcohol burner.

40sec movie is here


 ホンの数日前、アルコールではなく食用油ストーブのテストをしていた。より手に入れやすい燃料で実用性を持たせられないかと考えていたからだが、なんとなぁく納得できない結果だった…
 そうは言っても可能性はかなり見えたので、取り敢えずシコシコ磨いてみようかなと。サンドペーパーとルーターを使ってペッカペカにしてみた。そこですかさずアルコールを数cc投入して火を点けてみると、そりゃそうだわな、ジェットの燃焼室みたいな形状だものな、気化しやすきゃ当たり前だよなぁ…と。


●いろいろ燃焼効率を考え、空き缶を細工しつつ食用油でブルーフレームを出すことには成功。ただ熱量が少なすぎるというか、臭いもすごいし…

 チョイと昼寝しにキャンプに出かけたついでで、時間つぶしというか材料探しというかDAISOに寄ったわけですよ。まあ楽しいこと、地方の街道沿いの大きい店舗は。

●DAISOに寄ったら、アレです、旅館とかで出る。コケネン置くやつ。こ、これは! と思ったわけです

 空き缶でアルコールストーブ作るのは楽しいんだけど、火力が強すぎるんだよねぇ。1人でチビチビとか、少量ご飯炊きなどで不便だったのだ。もうちょっと小さいというか、火力調節できるようなものはないかと考えていた。

●火力調節はできない。ただ、加圧タイプではないので、無茶な剛火にはいたらないのである意味使いやすいかも

 こんなことなら、組み立てる前に磨いとくんだった…きちんと位置決めして穴開けとくんだった…後悔至極の情けない出来上がり。それにしても、計ったようなサイズに笑いが止まらない。見ての通り、アルコール固形燃料はめる所にピッタリなのです。
 もう1つ缶をつぶして、フタを取るとさらに細いチムニーで小さい炎になったら良いな、消化のフタにもなったら良いなとも思う。

●芯付きのアルコールランプでもないのに、炎は強烈に立ち上がるのです。気化してサイドの空気取り入れ口から吸って上へ流れる状態が楽しく観察できます

●上に冷水の入った鍋を載せてみると、炎の抜けができなく一気に逆流、あっという間に全体が燃えてしまう。これはこれで火力強いんだけどね、弱くしたいのですよ私は

 フタ付けるのもそれはそれだけど、五徳内に置いておくと反射熱などでどんどん温まってガンガン気化してボォーボォー燃えちゃうので、もう少し小さいジェット燃焼室作らないといけないかな? そうすると燃焼室内の燃料の量が少なくなるので、自動供給する装置を作らないといけないのでしょうか。なんだか面倒なことになりそうな予感。

2016年2月8日

ジャパンキャンピングカーショーの準備

今年は2月11〜14日に幕張メッセで、ジャパンキャンピングカーショーが開催されます

http://www.japan-rv.jp/

 入場料取られます、東京からの電車賃かなりかかります、現地でご飯食べられるところほとんどありません、が、よろしくお願いします、見てやってください。賑やかが一番。
 私はお仕事なので悲しく4日間張り付きますが、だいたい当日の行動が決まってきてどうやらとってもヘビーなカメラセットは持っていかなくてよさそう。助かるわぁ。まあ、ソコソコのコンパクトデジカメと電池持ちのいいボイスレコーダーがあれば事足りそう。さすがにショーともなると、スマホ程度じゃぜんぜん電池が足りないんですよね。


●どれくらい前だろう購入したの…。今だとカメラ自体にサーバー機能付いてて、撮ったそばからザクザクスマホとかに落としこんでくれるよねぇ

 カメラのメモリを見てみると、おおお古の…。動作確認っとiPhoneで接続しようとしても、プロファイルも入っているのに接続できない。確かiOS8の時はいけたはずなんだけどなぁと、ソフトの提供元説明を読んでみると対応iOSは5〜6って…撃沈…。今はiOS9だもんなぁ、しょうがないか。

※追記※
 しつこく、メモリーカードのネット登録のアカウントから再構築して、スマホの方も再インストールして設定し直したらなんとか使えるようになったけど、端末の切り替えとかやるとグズグズになる。利便性を取るなら、素直に1対1のペアリングのみで使うしかなさそう。それでも動きが変だし…ま、モバイルルーターに差し込んじゃえばやり放題なんですけどね。

 持って行こうかななんて考えている本体は、お気に入りのGR-Dでは無くT^T Nikonのコンパクトタイプ、動画も撮れる、軽いのですよ、ポケットにだって入る、超便利。取り敢えずスピードライト取り付ければスチールはオッケーで、720pの動画も撮れる。実は今回はこの動画機能が大事になりそうなのでした。
 4K時代にアンタ…と言われそうだが、いいんですよ別にTV番組作ってるんじゃないから。ネット上動画とか、円盤とかに焼く程度ならこれで十分。それより問題は、ショー会場みたいな暗くてカクテルな灯りの下でいかに安定的に撮影するかなんですよね。これは以前から非常に困った問題だったのでした。

●カバンの中に常備していた、今時の超強力LED懐中電灯、ズーム付き。マイクスタンドに輪ゴムで固定して大笑い

 秋葉原の行きつけ巨大カメラ屋さんに寄って、なんぞよさそうな灯りはないかしら? と物色していたらいろいろ今時はあるのねを実感。ただ、なんだかピンとこなかった。付いてる球の種類とか色温度調整のフィルターとか、ホントかなぁ? の疑問符いっぱい。コレは購入前に様子をうかがってみなければ、とその日は退散。
 めでたく本日そのテストと称し、上写真のような大笑いなセットをしてみたわけ。で撮ってみる…、これで良いじゃん! さすがに最広角だと懐中電灯の広角がはねられてしまうが、そこまで広げて取ることまずないし。おっそろしく遠くまでピンスポットで照らせる懐中電灯なので、カメラのフルズームの時でもそれ以下のホールで照らし出すことだってできるし、あ、周辺落ちの映像ってことね、面白いですよコレは。

 というわけで、こいつを持ってお仕事に行ってくることにします。万一会場でうろつく私を見かけても、石を投げて退治したりしないでくださいね。お願いいたします。

2016年2月7日

灯油じゃだめなのね

 あまりに久し振りというか、天気予報は雪でもピーカンぽかぽかの中キャンプ中。

●はい、いつもの有野実苑です。http://www.arinomi.co.jp/

 お正月からの自宅監禁強制ヒキコモリ生活がやっと落ち着いて、次のお仕事開始までのひと時、「そう言えば、炭水化物ばかりで野菜を食べてないなぁ」というわけで、 併設レストランでもりもりお野菜食べて酔っ払うために来たのでした。

●来る途中、灯油を購入したことでムクムク立ち上がるいけない思考。ケロシンと灯油って一体何が違うのでしょうか? 的な…

 普段トレーラーの中で愛用しているのが、大昔売っていたキャタリックヒーターなるのかなぁホワイトガソリン使用の巨大カイロみたいな暖房器具。いや、暖房付いてるんだけど、そいつだと車内容積に対して強力過ぎてこっちが干物になっちゃうわけですよ。弱目の方が良いかなと思うわけです。

●まずは灯油を注入し規定通りの着火方法でやってみるが、もう直後から多大変! 怒涛のスス攻撃を受ける。ホワイトガソリンなら適当に炎が消えるのだが、ガンガン火事みたいに燃えつずける

 たじろいだ私はすぐさま蓋をし消化、ソソクサと灯油をタンクから抜きホワイトガソリン満タンにしたのは言うまでもなし。やっぱり、違う燃料でやっちゃダメなのねぇ、ツーバーナーみたいに簡単にはいかないのでした。触媒の関係かなぁとも思う。
 なんておバカなことしながら、今年もキャンプシーズンが始まったなぁと実感、どれくらいこのトレーラーで遊びに行けるのかと、楽しみな新春なのでした。

2016年2月5日

やっぱり英語での発信は必要⁉︎Part1

先年末くらいから始めて2ヶ月経って見えてきたこと

●youtubeでアップした動画の簡単な解析結果、過去28日分。検索エンジンでヒットするキーワードが大事なのが分かる

 スマホとpadが世の中素敵になって、いつも持ち歩くそれらでブログがキチンと管理できるならとやり始めけだが、それとは別に面白いことがはっきりしてきた。お話の基準は、このサーバーのあるgoogleがベースで、bloggerとyoutubeを使用するという条件。
 まずはお道具。スマホはiPhoneとAndroidで比較してみると、youtubeへの動画アップはどちらも公式アプリで同じようにできる。撮り方とか解像度は、まあマシンそのものの機能によるけどね。もちろん公式アプリでWebログへの投稿も同様。実際、今iPad miniのその環境でこれを書いているのだが、違いは写真を埋め込んでキャプションを好きなところに配置、写真の位置を記事作成中に移動などということが出来るのはiOS系アプリ、Android系は写真を記事の後ろに貼る編集機能のみと超シンプル。
 そう書くと使い勝手でだいぶ差が出ているように思える。が実際はそうでなかった。要するに、ただ載せるだけならそれでいいが、ある程度体裁を整えるためにはWebブラウザでのフルブラウザ機能が必要だといこと。基本、WebログってWebコントロールだからねぇ。
 次は編集環境だが、結局iOSでは標準のSafariか前出の純正アプリで、AndroidはGoogle謹製Chromeなどを使用し、PC環境としてアクセスする必要がある。アプリは現場でメモ代わりに、ドカドカ下書きとして写真を含めてアップさせておくのが良さそう。いざとなればそのまま公開もできるしね。でも、フォントやサイズ指定、見出しの作成とか表とかまあ多彩な機能を使って体裁を整えたい場合フルブラウザでないとできない訳です。
 特に重要だと思われるのが、動画の埋め込み表示。これをするのは、youtubeから動画への単なるリンクではなく埋め込みエンベッドを取得し、ブログページをhtmlソース表示での編集で貼り付ける必要があるのだ。このエンベッドを取得すのとhtmlソース表示はフルブラウザ機能でないと'15年段階で出来ない。'16年にはできるようになるのかどうかは知らない。
 さらにウェブログ管理で便利なタグこそアプリでつけられるものの、書いた後そのページへのリンクデータを取得するなどもフルブラウザ機能の方が格段に楽チン。まあこう考えると、例えばだけど出張中はアプリで移動時間にメモ代わりにアップ、ホテルに着いたらロビーの公開パソコン借りて編集、なんてのが一番軽装でいいのかな。

長くなってきたので、まだ見たい方はお次のページへどうぞ。

やっぱり英語での発信は必要⁉︎Part2

ありがとうございます! 長たらしい文章にお付き合いいただいて

 このページをご覧いただいているということは、基本前ページからのリンクだと思われ、ここからは極めて個人的な意見を。そうです、ここからは今更人に聞けないと思っているか、まにあぁな人です、オタクは。<---九州の言葉なんだね。

ホンっと、いい加減長文なのでやめた方がイイですよ

 はい、私の環境ではiPadで全部こなすのが正解です。出張にPC持ち歩く必要なくなりました。確かに、基本中の基本体裁のみでどんどんアップするならアプリだけでサクサク、でもフルブラウザでは操作にちょっと不出来部分を騙すような部分があるのは事実です。
 特にiOSの場合、ブログをフルブラウザで編集作業している時に写真の表示サイズを指定しようとかすると、まずまともに出来ません。ポップアップの機能がまともに動いてないのが要因かと思われますが、写真位置にカーソルを置いてリンクとか何かを指定するポップアップのボタンを開きそれを閉じる。その段階で表示されている窓でサイズ指定し終わったらその窓を閉め、またリンク等のポップアップを開いてただ閉じる、と元の編集画面に戻れる。面倒くさい… Android上Chromeではそんなことは無かったです。
 まあ本題はそんな技術的なことではなく、コンテンツの方です。ブログのヒットは当然のこととは思われますが、どこか視聴者のいるサイトからリンクを貼った直後からドッカァーン! と跳ね上がります。1日100人弱しか見に来てもらえない友達のいない寂しい私の解析結果を見ているとそうなります。ところが長い目で見ていると、もう少し面白いことがわかります。

ドイツはあの人ね、オマーンなんて友達いないし…

 ということが起こります。基本は日本、アメリカからのアクセスが今のところ9割、5:1位の比率です。で残りがカナダとかオーストラリア、キルギスって何処よとかメキシコ、東南アジア…まあ色々。そうなんですよ、日本語発信なのに楽勝で英語と思われるエリアからアクセスされているんです。はい、フランス語圏とかロシア語からは来ていません。当然、中華とハングルの方は未だ1度たりとも来ていません。ある意味、閉鎖的ネット環境のエリアからは来ないということ。
 ここで前ページにも貼っておいたyoutubeの解析画面の意味が分かるのでした。なぜ私が扱えもしない英語でチョロチョロキャプションとかを記述しているかが。実はそういったホームページ内テキストって各種検索ロボットが巡回して、世界中の索引を作っている訳です。GoogleとかYahoo!とかその他もろもろ。ここ大事です。
 youtubeへアップした過去動画は、以前日本語でタイトル付けて説明もしていました。まるでカウンターが上がりません、当たり前です。一年以上放置後、泣きながら日本語を頭を駆使し英語にしたら、宣伝もしていないのにジワジワ上がってます、アクセス。面白いでしょ。
 気を良くした私は、せっかく始めたブログに「もしやyoutubeから誘導出来るのでは?」なる、自己完結自画自賛、相互リンクを張ったマスターベーション機能発動に踏み切る訳です。同時に、同じGoogleエンジン上にあるGoogleplusページにも自動でリンクを貼りブログに誘導する訳です、できるだけ検索エンジンに引っかかるように。ある意味SNSでの貼り付けもそれですが、未だ誰もシェアしてくれない事実が私が嫌われもであることを象徴していて激哀しいです。<---つか、記事がつまんないんでしょうけどね。
 というわけで、できる限り英単語を織り交ぜて記事を書くと、ヒット率は上がるんでしょうけど、それってなかなか難しい話だよなぁ。最初から英語ページ作ればそれまでだけど、そんなスキル1ミリたりとも持ち合わせていないのが、私の情けないところです。