2015年12月19日

芯無しアルコールランプ

Non wick Alcohol stove. I want to be burn more easy method.


 もともと空き缶でキャンプ道具らしきものを作るのが趣味。コンパクトなバーナーとか作って、1人キャンプ生活を楽しんでいるわけです。結構ハマるんだよねぇ、この遊びは。

計量カップ改風防&五徳&バーナートップカバーにカップ載せて、コーヒーを温めなおしてます

 そんな趣味だと、空き缶が気になってしょうがなく、オオオッとなって作ったのが氷結って飲料のベコベコ壁面を利用したアルコールバーナー。二重にして毛細管現象で上部にアルコールがつたい、気化燃焼を促進するというもの。

●正確に言えば、内壁のベコベコが密着しているわけではないけど、それなりに効果は認められた

 本来この遊びは、できるだけ手に入りやすい燃料を利用することを自分では目指していて、まあそれほど大げさではないですけど、最終的には食用油で燃料にしたいなぁと思っているのでした。
 そこで自作アルコールバーナーセットの中に、ティッシュかキッチンペーパーを芯にしてキャンドルにするための小さいカップ状なものを入れてあったのだが、久々にその道具を開いてふと思う。そう、前述の毛細管現象の利用。

●アルミ缶を帯状に切り出し、グルグル巻いて突っ込んだ所へアルコールを入れ点火

 確かに粘性の少ないアルコールは上がってくる。期待を持ったがスゴくプレヒート時間が必要。アルミが冷たいからねぇ。ただ火が点き始めると、熱くなりやすいアルミが下部アルコールを温め気化を促進。ジェネレーターとでも言えばいいのか、想像していた通りいい燃焼へと移行した。
 コレがサラダオイルでできると万々歳なのだが、普通の芯でも燃えにくい油の場合、もうちょっと工夫をする必要がありそうだね。

→丁寧に巻き直したら、プレヒートなしでもかなりしっかり燃焼が始まることがわかりました。

※勢い余って、追実験※

This Test use vegetable oil and tissue paper.

●とりあえずティッシュで小さい芯入れ、サラダオイルで実験

 炎が小さいので、すこしティッシュを丸めたのを上に置いてみた。毛細管現象できちんと吸い上げますわねぇ! 炎は大きくなったけど、ススは出ます。ガス化もしてないし、そりゃ低圧だからしょうがないか…。
 気化器みたいなのが必要だねぇ。やっぱり。しかも温まってくると結構危険! 油が弾け始めるんですよね、外でやらないと火事の元になりそう。