very old machine on ground vs universe.
別になんだというわけではないのですが、大体ミールと乗って行ったハイマーの居住面積が同じような感じだったので比較しちゃおうかな、なんて。場所は苫小牧科学センターです。
cockpit
ほとんど前見えませんね、ミールのコックピットなんだけど、この先にドッキングポートがあるわけです。
KBAHT & MIR
右からドッキングポート、ミール、クバントと繋がってます。合わせると結構なサイズなのですが、内外装とも「マジかっ?」なクウォリティ。予備機だから実際飛んだ物と同じはずなのだが、コエェよぉ〜〜、自分なら頼まれても乗らない。
Docking port
削り出し一体成型だろうねこれ。さすがに気密部分のこのパーツの出来は立派。ちょっと安心する。まあ、それ以外は風船みたいなのでいいわけだしね。
水とお湯が供給され、テーブルに組み込まれた電気オーブンで缶詰とか温めるらしい。テーブルトップ面積は広いが、調理の幅とメニューの豊富さで我がハイマーの勝ち、って比べるようなことじゃないか。そもそも当時のソ連の缶詰とか想像するだけで…
pull down shower
スペース有効活用のため、蛇腹のチューブが収納されているシャワーパンを引っ張り出し、空気が上から下? 上下はないだろうけど流れを作って水が頭から足元側に流れるように設計したよう。だが、企画倒れだったらしい。これも、実用に足るシャワーのあるハイマーの勝ち。
private sleeping room
今のISSとこいつは寝方が変わらないようです。意外と個人にスペースが与えられていたのですね。窓が付いていて外が見れるようですが、これも開放感という点でハイマー君の勝ち、って比べてもしょうがないじゃん。現代のISSの日本モジュールに付いている球体形のキューポラと比較しようもないけど、望むべくもなかったんだろうなぁ。
vacume toillet
Hymer S660 room around view
だらだら生活できるハイマー君生活感いっぱい。フロントシート上はプルダウンのダブルベッド、暗くて見えないリヤはダイネット組み替えでクイーンサイズベッド、ダイネットは組み替えるとダブルベッド。はい、大人6人で楽々生活スペース、もちろんシャワートイレルームあり。ランニングマシンとか運動スペースはないなぁ。
右の正体不明カメラがコクピット床? 面にはめ込まれていていろいろ撮影していたようだが、一眼レフでもなくほぼ固定焦点で当てずっぽうだったらしい。まあ、焦点を合わせなければならない所に対象物があるわけでもない空間に浮かんでるんでしょうけどね。
実際のところ、補給で外に出なくても何日でもハイマー君の中で生活できる私だが、外が真空となると出られないし恐怖感バリバリだろうなぁと思う。よく耐えられるな、すごいよホント。