2016年1月27日

My tin can cooker and multi fuel version up! 空き缶コッフェル&ストーブ

⚫︎確かに完成状態見ただけでは、何が変わって便利になったのか分からないよね。



 随分と前に、ストーブ作りに始まってとどまることができず、サイズの合った空き缶を探し出し極小サイズ1人用コッフェルセットまでにした。これはこれで気に入ってて「究極だぜっ」と自画自賛していた。それから随分と日が経ち…
 基本炊飯、味噌汁、なにか御菜が作れればいいと思っていたのだが、炊飯に関して問題が発生 と言っても調理に関してではなく洗浄の問題。それは空き缶を使って製作した鍋なので、底が波々のリブまである状態。底が焦げ付いて綺麗に洗えないのである。


⚫︎やろうと思っていたのに手をつけていなかったが、道具が適当なものがなくてメガネレンチで丁寧に押してみると、意外にもいい形が現れてきた。実は予想はしていたのだが、強度も大丈夫そう。

 それと凹んでいるというか強度増しというか、その分内容積は少なくなるので、作った蓋付きコッフェルでは4勺しか炊くことができない。せめて半合炊きたいなぁと思っていて、容積アップすれば可能かも? と心揺らぐ。

⚫︎なんと、凹みを伸ばしただけでこびり付いたコゲがパラパラはがれ始めた。コレは洗浄が劇的に改善しそうだ。

 そもそも鍋だけではなく、ストーブも空き缶。火力の違いで3タイプ収納できるようにしていた。さらに燃料の多様性を求め、キャンドル3つでも調理できるとか、食用油で熱源兼キャンドルにとか、勝手に色々細工していたわけです。
 で、結果なんですが…イイ感じです。お米が回るのか、今までより綺麗に炊き上がるのには正直ビックリです。

⚫︎各缶の容積が増えたので、収納状態もよりスッキリに。これまでは、ステンレス計量カップ改五徳が入りきれていなかったのだ。でも、全体寸法はϕ90×90mmで変化なく、収納ケースを探すか作るかしたいところ。見ての通り、アルコールがなくてもキャンドルで調理はなんとかできるパッケージなのである。

 ちょっとムフフ、このサイズなら普段持ち歩くカバンに入れて持ち歩ける。とはいえ、すでに折りたたみランタン、懐中電灯、ナイフetcとか入ってるのに、これ以上何を求めているんだろう、自分は。