だって、電池の持ちがよくて軽量なマシンで原稿書きたいんだもん!
新年明けてからタイトなスケジュールで自宅にてネット監禁される日々が続き、1月のブログ更新があまりに少ない事態に! これはまずいと今さら慌てているわけですが、それはそれで置いといて。
便利だと色々始めちゃうのが常だが、基本原稿書きが生業だとコヤツで書いてやれって気持ちになる。そこで問題になるのが、全角スペース、禁則処理、縦書き入力。ソフトウエア開発の人には、明らかに嫌われる日本語独特の処理体系。2バイト文字のお豆腐なんて字じゃねぇよと言われればそれまで。禁則なんて日本語だけだし、縦書きで字詰めに合わせて原稿を書くリズムが大事なんて、テキストデータのみをターミナル上で相手にしている人には絶対理解不能な話。なのは十分私だって理解はしている。
⚫︎これまではiCloud使える純正のPages(禁則処理と縦書き不可)で、基本的に大丈夫でした。それに手描きメモとかはSketches(無料です)でご機嫌に編集できたわけです。テキストだけだったら、iテキスト(こいつも無料、しかも禁則処理大丈夫)がよく出来てました。縦書きも見られるし。
この原稿書いてるのもそうだけど、まずは頭一角落ちの白い全角お豆腐は【 ★】の【】の中身を辞書登録して”すぺ”と入力して変換し★をディリートすることで対処することにした。この方法なら簡単だし、iPad miniをハードウェアキーボードで操作している時、いちいちソフトウェアキーボード呼び出して全角キーを叩かなくても済む。当然ながらこの方法は全角キーすら出せないiPhoneでやっていた小技でありました。
そんなところに登場してきたのがiライターズ(ありがたいやねぇやっぱり無料)でした。とりあえず今月分の原稿を全部これで書いてみた。さすがに初めて利用するソフトなので、使い方に指が慣れるまで多少時間がかかったのと、縦書き200行くらいかな? を超えたあたりでメモリー不足なのかなんなのか、ちょっとインプットメソッドの動きがおかしくなり、バツバツ落ちるようになった。
⚫︎下に広告があるのがiライターズ縦書き状態、行数見ながら出来て楽チン。もう1つはiテキストの縦書きだが、この状態で入力はできない、入力時は強制的に横組み。
思い出したように内包されていたお知らせ書類を見てみると、あれま、外していたiテキストと連携して動かしてなんぼだったわけです。はい、さっそく再ダウンロードして移行してみました。便利です。
⚫︎無料ソフトの組み合わせで、文字数確認とか検索置換が可能になっちゃいました。ありがたいことですねぇ、感謝感謝です。意外と嬉しいのは、カーソルがある段落ごとのカットとかコピーができること。指で選択するより格段に楽チンさん。
無料ソフトなので、広告が表示されるのが難点といえば難点。使うのがほとんどiPad miniだとすると、テザリングまでして繋ぐことはほとんどなくWi-Fi環境があるところで使うことがほとんどだろうし、ということは広告表示さているデータ通信量は気にする必要はないかと。なんて言いながら、400円なら買っちゃってもいいのかなぁ、と思う。みんなでそうすれば、開発者さんもやる気につながるのでしょうし。
結論として、iPadユーザーな皆様にはオススメしちゃいます。ものすごい作業が楽になりました。最近は、16GBという少ないメモリ活用のため、ゲームを片っ端から消去し便利アプリのみ残すことにしています。それでも圧迫されちゃうんですけどね。
それと、今さら購入できないiPad miniの話でいいなと思うことの1つに、解像度が低いということがあったりします。個人的に遠隔操作が主たる目的なので、等倍表示している時それがありがたいわけです。原因は老眼…という寂しい結果です。