2016年2月16日

ご機嫌ストーブになったのです

New my table top alcohol burner.

40sec movie is here


 ホンの数日前、アルコールではなく食用油ストーブのテストをしていた。より手に入れやすい燃料で実用性を持たせられないかと考えていたからだが、なんとなぁく納得できない結果だった…
 そうは言っても可能性はかなり見えたので、取り敢えずシコシコ磨いてみようかなと。サンドペーパーとルーターを使ってペッカペカにしてみた。そこですかさずアルコールを数cc投入して火を点けてみると、そりゃそうだわな、ジェットの燃焼室みたいな形状だものな、気化しやすきゃ当たり前だよなぁ…と。


●いろいろ燃焼効率を考え、空き缶を細工しつつ食用油でブルーフレームを出すことには成功。ただ熱量が少なすぎるというか、臭いもすごいし…

 チョイと昼寝しにキャンプに出かけたついでで、時間つぶしというか材料探しというかDAISOに寄ったわけですよ。まあ楽しいこと、地方の街道沿いの大きい店舗は。

●DAISOに寄ったら、アレです、旅館とかで出る。コケネン置くやつ。こ、これは! と思ったわけです

 空き缶でアルコールストーブ作るのは楽しいんだけど、火力が強すぎるんだよねぇ。1人でチビチビとか、少量ご飯炊きなどで不便だったのだ。もうちょっと小さいというか、火力調節できるようなものはないかと考えていた。

●火力調節はできない。ただ、加圧タイプではないので、無茶な剛火にはいたらないのである意味使いやすいかも

 こんなことなら、組み立てる前に磨いとくんだった…きちんと位置決めして穴開けとくんだった…後悔至極の情けない出来上がり。それにしても、計ったようなサイズに笑いが止まらない。見ての通り、アルコール固形燃料はめる所にピッタリなのです。
 もう1つ缶をつぶして、フタを取るとさらに細いチムニーで小さい炎になったら良いな、消化のフタにもなったら良いなとも思う。

●芯付きのアルコールランプでもないのに、炎は強烈に立ち上がるのです。気化してサイドの空気取り入れ口から吸って上へ流れる状態が楽しく観察できます

●上に冷水の入った鍋を載せてみると、炎の抜けができなく一気に逆流、あっという間に全体が燃えてしまう。これはこれで火力強いんだけどね、弱くしたいのですよ私は

 フタ付けるのもそれはそれだけど、五徳内に置いておくと反射熱などでどんどん温まってガンガン気化してボォーボォー燃えちゃうので、もう少し小さいジェット燃焼室作らないといけないかな? そうすると燃焼室内の燃料の量が少なくなるので、自動供給する装置を作らないといけないのでしょうか。なんだか面倒なことになりそうな予感。