2017年4月7日

I love double tyre base chassis.

CAMROAD added new type narrow chassis in this spring.


 手前味噌だが、本ブログでのアクセスダントツトップ、それは桁違いのアクセス数なのだが、以前自分で所有していたモデルがリヤダブルタイヤで良かったというもの。そのページはこちら。リンクを貼られたと思われるのも、このページだけ桁違い。不思議だ。
 現在の日本で、キャンピングカー専用シャシーといて有名なのはトヨタのカムロードだが、いすゞのびぃーかむは2タイプ用意されるそれぞれがリヤダブルタイヤという優位性を持っていたように思う。マツダボンゴは、リヤダブルタイヤが無くなってしまったし。
 そこへきて、ついにカムロードにもリヤダブルタイヤが投入された。正直言えば、ビルダーにはリヤダブルタイヤはダイナトラックとして供給されていた。しかしそれはカムロードではなかったので、80Lの燃料タンクとか、130Aオルタネーターなど特設項目が採用されてはいなかったのである。


This is old type of Dyna truck few years ago.

 以前そのナローシャシーのダイナトラックベースキャブコンに試乗したことがある。商品のある展示場まで新幹線に乗って出かけ、無理やり追っかけてという強行軍だった。その時のイメージとしてはっきりと覚えているのが、制動のしやすさと車体の挙動が落ち着いていることだった。
 当時長期試乗として同型のディーゼルターボ車を借用していたのだが、それと比較して間違いないと思った。実際には借用車両はブレーキの見直し、足回りのセッティングの大幅改変、さらにエンジンコンピューターによる具合の調節とバランスを取っていたので、ノーマルとはかけ離れた快適な車両になっていたので一概には言えないと思うが、明らかにスタンダードのシングルタイヤよりいいと感じたのだ。

If you want to get CAMROAD double tyre chassis, you can choose only VANTECH Zil skip480 or Nat's RV Cresson Voyage.

 個人的に優れているとは思えど、一般受けの悪いリヤダブルタイヤ。その多くの意見は“ゴツゴツの乗り心地”になるかと予想される。

This is single tyre narrow chassis. Tyre outside span is same if it been double tyre type.

 カムロードの乗り心地は、トラックベースとしてはかなり乗用車的に設定されているので、シェル部に着座するパッセンジャーも違和感がないが、ダブルタイヤになってもその状況はキープされているので、トラック然としたものを想像しているとその認識の間違いにかなり驚くはずだ。
 販売店レベルでの認識もいまだ弱く、認知度もなく、コストという点ではメリットが感じられないのは事実だろう。しかし、ジル・スキップやクレソン・ボヤージを選択する場合、自分だったら間違いなくリヤダブルを選択するだろうな、という感想は持っている。